屋久島にはえている樹齢千年を超える杉を「屋久杉」と呼びます。この「屋久杉」は伐採が禁止されていて、競りも禁止されて以降は、市場に出回っているのは「土埋木」(倒木・昔に切った木の切株)だけなのだそうです。
その「屋久杉」の端材を手に入れたので、M工場長に割ってもらいました。
それを、さらに半分の長さにして、あとは休み時間にひたすら削り続け、4膳の箸ができました。
端っこも、もったいないので、ペーパーナイフと簪にしました。
「屋久杉」は、普通の杉より目が詰まっていて堅かったです。そして、とても香りが強かったです。
山ほどできた削りかすは消臭剤や乾燥剤の代わりになるらしいので、靴箱や誰かさんのロッカーに入れておいたら良いかもしれません。
その後…、箸は白木のままだと香りがきついので、漆を塗ってみているところです。